日常会話では頻繁に使うけど、カジュアルな言葉だから普通に勉強しているだけじゃ分からない!そんな言葉、どこの言語にもありますよね。
今回はそんな教科書には書いていない、よく使うポルトガル語のフレーズを、よりニュアンスが理解しやすいよう日本の若者言葉で紹介します!上手く使えるようになったらよりポルトガル語での会話が楽しくなること間違いなし!
Pois(そうだね,せやな)
読み方はPois(ポイシュ) もしくは Pois é(ポイシュ エ/ポイゼ)
誰かが何かを言ったことに対し、共感して肯定するときに使います。
ex.) "é fofo" (これかわいいね)→"pois é"(そうだね)
Então(じゃあ)
読み方はEntão(エンタォン)
日常会話を聞いていて1番耳にする単語、と言っても過言ではありません。
用法は色々ありますが、話を切り出す時や、会話を埋める時(英語でいうwell…やlike)などに使います。
以下に用法の一部の例を紹介します。
①Então?(それで?じゃあ?) 語尾を上げて疑問形として使うと、話の結末を急かしたり、どうしたら良いかの提案を聞くような用法になります。
②Então…(それじゃあ、うーん…) なにかに悩んでいる素振りを出す時にも使えます。
③Então!(さあ/じゃあ、𓏸𓏸しよう!) "Então, vamos!!" (じゃあ行こうか!)のように、次の行動を切り出す時にも使えます。
Ai ai~(おっとっと/あらら)
読み方は Ai ai(アイアイ)
誰かの失敗を少し茶化す時に使うことが多いですが、みんな多用するので使われても使っても悪い気持ちになることは滅多にありません。ただ、本当に重い話をしてる時に使うことは避けましょう。
「𓏸𓏸しちゃったんだよね〜、てへ。」くらいのノリで話しかけられた時に相槌で使うくらいが丁度いいです。
A sério?/Sério?(マジで?/ガチ?)
読み方はA sério?(ア セリオ?)/Sério?(セリオ?)
それ、本当に?という時に気軽に使える言葉です。日本語のマジ?やガチ?と同じ使い方で全く問題ありません。
ex.)"Falo japonês"(私、日本語話すんだ。)→A sério?(マジで?)
Sei lá(知らんがな)
読み方はSei lá(セイラー)
知らない、分からない、を示すフレーズは一般的に"Não sei"(ナォン セイ)を使いますが、親しい間柄ではSei lá が使われることもあります。
ただ、投げやりですこし生意気なニュアンスが含まれるため、先生やまだ親しくない相手には使ってはいけません。
ex.)"O que tu queres jantar?"(夜ご飯何食べたい?)→"Sei lá"(知らんがな)
Stor/Stora(先生)
読み方はStor(ストール),Stora(ストーラ)
先生、を示す単語はprofessor(プロフェッソール),professora(プロフェッソーラ)がありますが、Stor,Storaはよりカジュアルな呼び方、親しみのある呼び方です。
ex.)"Olá! Stor!"(こんにちは!先生!)
Já vou!(今行くって!)
読み方はjá vou(ジャ ボウ)
今行くから待ってよ!という時に使う言葉。これも少し生意気で投げやりなニュアンスが含まれるので、親しい間柄だけで使いましょう。
私はただ単に「今行くよ〜」という意味だと勘違いして使い、ホストファミリーにびっくりされたことがあります笑
ニュアンスとしては、お母さんに「夜ご飯できたよ〜」と何度か呼ばれたのに対し、「分かったから!今行くって!」と少しキレ気味に返すようなよくあるやり取り(?)に使うような「今行く」です。
Tá bem(分かった/OK)
読み方はTá bem(タァ ベン)
Tá は状態を表す Está のTá の部分。
了解の意を表すときに使います。ポルトガル人はOKも使うのでOKを使ってもよいですが、tá bemを使うとより現地の人っぽいかも?
いかがでしたか?
ポルトガル語の教科書では分からない、でもポルトガル人が日常的に頻繁に使う言葉を集めてみました。会話に上手く相槌を打てるようになるだけでも、ポルトガル語での会話は楽しむことができるので、ぜひ使ってみてください!